クリフォードチャンス、アイルランドの高速道路案件で大和証券を支援

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クリフォードチャンスは、大和証券グループ子会社、大和エナジー・インフラが、投資家連合によるCeltic Roads Group(Waterford)の全株式を買収する案件に参加した際にアドバイスを提供しました。

Celtic Roadsは、アイルランドの官民連携プロジェクトである直通有料道路、N25 Waterford Bypassを運営しています。

クリフォードチャンス東京オフィスのパートナー、杉原奈都子弁護士が責任者となり、デュッセルドルフのカウンセル、鹿倉将史弁護士とTobias Nogami Kamerling氏がM&Aの面でサポートしました。この他、シニアパートナーのChristian Kremer氏、シニアアドバイザーのLauren Harris氏、カウンセラーのMaxime Budzin氏が所属するルクセンブルクオフィスもチームをサポートしました。

杉原弁護士は、この取引は大和証券グループ初の交通インフラ分野への投資であり、欧州におけるポートフォリオの戦略的に拡大するものだと述べています。

「日本の投資家は、以前から世界で最も大規模かつ活発にインフラに投資してきました。持続可能な開発の基盤となるインフラ投資は、日本の投資家にとって今後も重点分野であり続けるでしょう」と杉原弁護士は述べています。

N25 Waterford Bypassは、急速に拡大するアイルランド南東部の地域を接続し、渋滞の緩和に貢献しています。また、23kmの道路網は、東海岸と南海岸の商業港を結ぶと共に、ウォーターフォード空港へのアクセスも向上させています。当初、Celtic Roads Groupが建設し、官民連携プロジェクトとして2009年に完成しました。

投資家連合は、N25 Waterford bypassに関連する債券と株式を約1億英ポンド(1億2325万米ドル)で取得しました。ロンドンの投資会社、Real Assets Investment Managementが、スイスの年金基金が出資するIST3 Investment Foundationと連携して取引を主導しました。

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