クリフォードチャンスとシャーマンが三井物産の食品事業買収について助言

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日本の総合商社、三井物産がCelanese Corporationの欧州子会社である機能性食品素材の製造販売事業会社Nutrinova Netherlands社の株式70%を4億7,250万米ドルで取得するにあたり、クリフォードチャンスとシャーマン アンド スターリングがアドバイザーを務めました。

CelaneseはNutrinova社の株式の30%の保有を継続します。この取引は2024年3月期中に完了する予定です。

この取引には、日本、ドイツ、オランダ、米国の4つの法域が関与しています。

クリフォードチャンスのパートナーである杉原奈都子弁護士がチームを率い、この案件に関して、M&A、IP、コンプライアンス、税務、労務、独占禁止法、商事契約、環境、不動産、貿易規制など、多岐にわたる点から三井物産に助言を提供しました。

杉原弁護士、ならびにパートナーのBenjamin Sibbett氏、 Matthew Warner氏、Jeroen Thijssen氏がM&Aに関して助言しました。また、次に挙げる各パートナーが種々の問題について助言を行いました。税務はMichiel Sunderman氏、労務はInes Keitel氏、独占禁止法はDimitri Slobodenjuk氏が担当しました。Gunnar Sachs氏が契約・コンプライアンス・チームを率い、Thomas Voland氏が環境、不動産、貿易規制に関して助言しました。

この取引では、シャーマン アンド スターリングのグローバル・マネージング・パートナー、George Casey氏とパートナーのHeiko Schiwek氏がCelanese社の代理人を務めました。

三井物産はWellness Ecosystem Creationを重要な戦略的イニシアチブと位置付けており、Nutrinova社の食品・栄養事業を発展させていく計画です。三井物産はCelanese社との間に、エネルギー、化学品、食品の分野で13年にわたる協力関係を築いてきました。今回の出資を機に国際的な事業拡大を図ります。

Nutrinova社は、低カロリー・低炭水化物食品の製造に使用される機能性成分、特に広く使用されている高甘味度甘味料のアセスルファムカリウムと、食品保存料のソルビン酸の製造・販売企業として知られています。

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