森・濱田松本法律事務所はサンフランシスコ・ベイエリア(以下、SFベイエリア)にオフィスを開設して、西海岸に拠点を構えるクライアントにアジア・プラクティスを提供し、テクノロジーやスタートアップ関連のリーガル・ニーズに対応する予定です。

「昨年ニューヨーク・オフィスを開設したところ、クライアントの皆様や米国の法律事務所から多くの反響をいただき、予想以上の成果が出ています。そこで、アジアと米国をつなぐ当事務所の米国オフィスの機能を米国全土で展開していくため、新たにSFベイエリアにオフィスを開設することといたしました」と、森・濱田松本法律事務所はAsia Business Law Journalの取材に対して語りました。
来年中にSFベイエリア・オフィスの業務開始を目指す森・濱田松本法律事務所は、日本の4大法律事務所の一つであり、シリコンバレーにおいて、ニューヨーク・オフィスが扱うものとは異なる法務案件の可能性を見据えています。
森・濱田松本法律事務所はSFベイエリア・オフィスを通じて、日本や他のアジア諸国をはじめとする米国以外のクライアントにもサービスを提供するために、米国の現地法律事務所と協業し、ライフサイエンス、クライメートテック、生成人工知能(AI)など、急速に成長するビジネス分野で生じるであろう法務へのニーズを想定しています。

この達成のために、東京を拠点とする同事務所は、ニューヨーク州と日本の弁護士資格を有し、スタートアップ、ベンチャー・キャピタル、クロスボーダーM&A、プライベート・エクイティ・ファンドなどを専門とするパートナー、石田幹人氏を米国の新オフィスの共同代表に指名しました。
もう一人の共同代表パートナーは、M&Aとクロスボーダー案件において30年近い経験があり、2015年からサンフランシスコに拠点を置いているスティーヴン・オーヴァトン氏です。森・濱田松本法律事務所は、日本人アソシエイトを米国の新オフィスに常駐させる予定です。
なお、同事務所がAsia Business Law Journalに語ったところによると、この米国の新オフィスが開設されるまでの間は、オーヴァトン氏のみが常駐するとのことです。また、森・濱田松本法律事務所は米国の現地法律事務所との協業を重視しているため、新オフィスのために米国法の弁護士の数を増やす予定はないと付け加えました。
SFベイエリア・オフィスの他に、森・濱田松本法律事務所は現在ニューヨーク、ジャカルタ、マニラ、ヤンゴン、ホーチミン市、ハノイ、シンガポール、バンコク、北京、上海に海外オフィス、提携事務所、メンバー事務所を有しています。





















