Seradesy Sumardi氏は、インドネシア企業内弁護士協会(ICCA)の初の女性会長に選出されたことで、既存の境界線を塗り替えました。Sheryl Ubanaが話を伺いました。
ICCAの21周年を前に就任したSeradesy Sumardi氏の画期的な人事は、同組織にとって前進を象徴する出来事となり、同氏は間違いなく、インドネシアの法曹界、さらには世界中の女性たちにインスピレーションを与えています。
「今回の記念日は、私たちの過去を祝うだけではありません。未来への出発点でもあるのです」と、L’Oréal Indonesiaの最高法務責任者兼データプライバシー責任者を務めるSumardi氏は語ります。
企業内弁護士として20年以上の経験を有するSumardi氏は、「誠実さをもって導き、協働により力を引き出し、革新により成果を生み出す」という明確なモットーを掲げています。これは同氏がICCAにもたらしているビジョンであり、積極的に限界に挑み、リーダーシップを担おうとする、新世代の法務専門家たちの心に響くことを願っています。
今回のAsia Business Law Journalのインタビューで、Sumardi氏は法律事務所時代から企業内の上級職に至る道のり、ICCAへのビジョン、そして自身の就任が法曹界のリーダーシップにおけるジェンダーの多様性にとって何を意味するのかについて振り返ります。
Asia Business Law Journal:今年はICCAの21周年です。現在、初の女性会長として同組織を率いていらっしゃいますが、この節目はあなた自身にとってどのような意味を持っていますか?
Seradesy Sumardi氏:当協会が21周年を迎えたことは、当組織の歴史における重要な節目であるだけでなく、私個人にとっても非常に大きな意味を持つ特別な瞬間です。この節目の年に初の女性会長として組織を率いることは、私にとって大きな名誉であり、謙虚さと高揚感の両方をもってこの責任を受け止めています。
この記念日は、数え切れないほどの人々が、当協会を今日のような活気あふれるコミュニティへと築き上げてきた、その長年の献身、協力、努力の集大成です。それは、その方々のビジョン、私たちと共通の使命への献身、そして集団の力への揺るぎない信念の証なのです。
この役職に就いた初の女性として、私はこの瞬間が持つ重要性と、それに伴う責任とを認識しています。これは、私たちが多様性と包摂性を受け入れる組織として進歩してきた証であり、私はこれらの価値観を、あらゆる活動においてさらに推進していく決意を抱いています。また、全ての会員の皆さまが出身や性別に関係なく歓迎され、支援される環境を確実に築き上げることに大きく尽力しています。
今後を見据えて、この記念日は過去の成果を祝うだけでなく、当協会のより明るい未来を思い描く機会であると考えています。私たちの成功を振り返り、課題から学び、継続的な成長と影響力を実現する道を切り開く時なのです。
私は、これまで築いてきた強固な基盤の上に、より活気にあふれた影響力のある組織を今後もさらに発展させていくために、すべての会員の皆様と力を合わせて取り組むことを楽しみにしています。
この記念日は、過去を称えるだけではありません。未来に向けた出発点でもあるのです。
ABLJ:インドネシアにおける女性企業内弁護士の現在の役割と地位を、どのようにお考えですか? ICCA初の女性会長に就任されたことは、どのような意義があるのでしょうか?
Sumardi氏:インドネシアにおける女性企業内弁護士の役割と地位は、複雑で進化を続けている状況です。確かに進歩は見られますが、課題と機会が共存しているのです。法務部門ではリーダーシップを発揮する女性が増え、組織の戦略的な方向性に大きく寄与する姿を目にしています。
しかし、あらゆるレベルでの平等な参画を確保し、ジェンダーによる賃金格差を解消し、真に包摂的な職場環境を実現するには、まだ取り組むべき課題があります。
私がICCA初の女性会長に就任したことは、この文脈において、いくつもの意味を持っています。第一に、進歩の象徴であり、障壁が取り払われ、女性が法曹界で以前に増してリーダーシップの地位を獲得していることを示しています。
第二に、これは志ある女性弁護士にとって、最高位のリーダーシップへの道が開かれていることを示すインスピレーションとなります。第三に、これはICCAにとどまらず、法曹界全体において多様性と包摂性が重要であることを浮き彫りにしています。
リーダー層に多様な声と視点が集まることで、意思決定がいっそう豊かになり、会員の皆様や法曹界全体が直面する複雑な課題に対処する力が強化されます。
なぜこれが重要なのでしょうか? それは、代表性の問題だからです。若い女性が、自分に似た人がリーダーシップの地位に就く姿を目にすることで、自分たちもできるという感覚が広がります。その志が正当なもので、実現可能なのだという考え方が強まるのです。
さらに、リーダー層が多様であることは、より幅広い視点と経験をチームにもたらし、意思決定の質を高め、より効果的な解決策につながります。したがって、私の会長職就任は私個人のためだけでなく、将来世代の女性リーダーへの道を切り開き、あらゆる人にとって、より包摂的で公平な法曹界をつくることでもあるのです。
ABLJ:ICCAを率いる上で、また企業内弁護士としてのキャリアにおいて、あなた自身の座右の銘や信条はありますか?
Sumardi氏:はい、ICCAを率いる上でも、企業内弁護士としてのキャリアにおいても、私の信条は「誠実さをもって導き、協働により力を引き出し、革新により成果を生み出す」です。この言葉には、私の根幹にある価値観と、協働型リーダーシップの力を信じる思いが凝縮されています。
それぞれの要素を説明しましょう。「誠実さをもって導く」。誠実さは効果的なリーダーシップの基盤となります。あらゆる状況で倫理的かつ透明性のある行動をとり、同僚や関係者との信頼を築き、最高水準のプロフェッショナリズムを維持することを意味します。誠実さをもって導くことで信頼と尊敬を得て、前向きな職場環境を育み、最終的にはより大きな成果につながると信じています。
「協働により力を引き出す」。私は、最良の成果は協働によって生まれると考えています。人々が自身のスキルや視点を発揮できるように力を与えることで、共通の責任感が芽生え、よりダイナミックで革新的な環境が育まれます。ICCAの会長として、私は会員、委員会、スタッフの皆様が協会の未来を形づくるために積極的に参加できるよう、力を引き出すことに尽力しています。
「革新により成果を生み出す」。法曹界は常に進化を続けており、時代の先を行くためには革新を受け入れることが不可欠です。これは新たなテクノロジーを探求し、ベストプラクティスを取り入れ、従来の考え方に挑戦することを意味しています。私は革新こそが進歩を促し、協会と会員の皆様にとって有意義な成果を生み出す鍵だと信じています。
この信条は、リーダーシップとは権力を振るうことではなく、他者を力づけることだという私の信念を反映しています。共通のビジョンを描き、協働を促進し、人々の能力を最大限発揮できるように励ますこと。これらの信条を貫くことで、会員の皆様にとって前向きで意義ある経験を提供し、企業内弁護士という職業の発展に貢献したいと考えています。
ABLJ:あなたは2000年にKarim Sani Law Firmで法曹キャリアをスタートし、その後、企業内弁護士に転身されました。転身の動機は何だったのでしょうか?
Sumardi氏:より大きな影響力と存在感。企業のリーダーシップチームの一員として、企業内弁護士はビジネスの意思決定や戦略に直接影響を与えることができます。このレベルの影響力を持つことは、非常に大きなやりがいにつながります。
協働とチームワーク。企業内弁護士は社内の他部門と密接に連携し、協力し合い、チーム志向の環境を育みます。これは、独立して働くよりも、より大きなチームの一員として働くことを好む弁護士にとって、歓迎すべき変化となり得ます。
特定の業界や企業に重点的に取り組むこと。企業内弁護士は雇用主の事業に深く関わり、専門的な知識を身につけ、その企業の戦略的目標に直接貢献します。このように重点的に取り組むことが、法律事務所勤務でよく見られる、幅広く専門性が少ない業務よりも魅力的に感じる方もいます。
多様な法的業務。企業内弁護士の役割は、契約交渉や規制遵守から知的財産管理、コーポレートガバナンスまで、より幅広い法的業務に関わることが少なくありません。このような多様性が、法律事務所で特定の法分野に集中するよりも刺激的だと感じる弁護士もいるのです。
ABLJ:これまでのキャリアを振り返って、現在のリーダー職に就任するまでに役立った重要な経験、選択、信じてきた価値観は何でしたか?
Sumardi氏:私のキャリアを振り返ると、いくつかの重要な経験、選択、価値観が私のリーダーシップの歩みに影響を与えてきました。まず、新製品の導入を指揮したことが大きな転機となりました。これは複数チームとの効果的な協働を必要とする複雑なプロジェクトで、明確なコミュニケーション、戦略的な計画、大きな目標の達成のためにチームメンバーに権限を与えることの重要性を学びました。こうした経験によって、協働型リーダーシップの大切さを改めて強く確信し、複雑なプロジェクトを成功に導く能力があることを証明することができました。
次に、非財務担当者のための財務やビジネスの洞察力など、ビジネスに関連するコースを受講すると決断したのは、ビジネスの洞察力や戦略的思考を高めるために意識的に選択したからでした。これらの経験によって、視野を広げ、貴重な分析ツールを身につけ、データに基づく意思決定能力を強化することができました。こうした力は、今日のダイナミックなビジネス環境で効果的なリーダーシップを発揮する上で不可欠なものです。
最後に、継続的な学びという私の核となる価値観は、キャリアを通じて一貫して原動力となってきました。私は積極的に知識を広げ、新たなスキルを習得し、業界動向を先取りする機会を探しています。成長を追求するこの姿勢が、私が新たな課題に適応し、革新を受け入れ、チームが卓越性を追求するための励ましにつながりました。こうした経験と価値観が私をリーダーとして大きく成長させ、現在の役職における課題と機会への備えとなっています。
ABLJ:製造業、テック、Eコマース、そして現在は美容業界など、企業内で幅広い法務分野に携わっていらっしゃいますが、その経験はICCA会長としてのビジョンや優先事項にどのように影響しましたか?
Sumardi氏:はい、業界を超えた多様な経験は、企業内弁護士として、またICCA会長としての私のビジョンや優先事項に大きな影響を与えました。さまざまな分野で働いたことで、今日の企業内弁護士が直面する課題と機会について、独自の視点を持つようになりました。
私の業界横断的な経験が、どのようにリーダーシップに影響してきたのかをご紹介します。
ビジネスニーズへの幅広い理解。それぞれの業界には、独自の法規制上の環境やビジネス上の優先事項があります。多様な分野で経験を積むことで、私はこれらの違いを包括的に理解できるようになり、会員の皆様の多様なニーズに、より的確に応えられるようになりました。例えば、美容やテレコム業界での経験により知的財産保護やデータプライバシーの重要性を、製造業での経験によりサプライチェーン管理や規制遵守の複雑さを認識しました。

適応力と問題解決能力。異なる業界の法的複雑さに向き合う中で、私は適応力と問題解決能力を磨いてきました。課題に対して多角的な視点からアプローチし、特定のビジネス環境に合わせたクリエイティブな解決策を生み出す手法を学びました。こうした適応力は、幅広い業界の会員の皆様を代表するICCAのような組織を率いる上で欠かせないものです。
多様な視点への理解。異なるバックグラウンドや異なる業界の専門家の方々と働くことで、多様な視点への理解が深まりました。私は、多様な意見は効果的な意思決定や問題解決に不可欠だと信じており、ICCA内での包摂的な文化を育むことに尽力しています。
イノベーションと変革管理への注力。テック業界やEコマース業界は常に進化を続けており、イノベーションと変革管理への積極的な姿勢が求められます。これらの業界での経験から、将来のトレンドを予測し、変化する法的環境に適応することの重要性を学びました。こうした前向きな姿勢は、今後数年間にわたって課題や機会に対応しながらICCAの舵取りをしていく上で、欠かせないものとなるでしょう。
強固な関係構築と協働。どの業界でも成功の鍵は強固な関係構築と協働です。多様な業界での経験を通じて、ネットワーキング、信頼構築、同僚や利害関係者、外部パートナーとの効果的な協働の重要性を再認識しました。このような協働の精神こそが、ICCAでリーダーシップをとる上での根幹となる姿勢です。
多様な経歴があるからこそ、私は、ICCA会長の立場に包括的な視点をもたらすことができます。自身の経験を活かし、すべての会員の皆様の多様なニーズに応える、より包摂的でダイナミックかつインパクトのある組織づくりに尽力してまいります。
ABLJ:任期中、重点的に取り組もうと決めた具体的な分野や目標は何ですか?
Sumardi氏:会長としての在任中、私は、当協会の発展と、会員の皆様への効果的なサービス向上に不可欠だと考える、いくつかの重点分野と目標を設定しました。それは以下の通りです。
会員価値の向上。私の最優先事項は、会員の皆様が当協会の会員資格を持つことで、最大限の価値を得られるようにすることです。これには、適切かつタイムリーなリソースの提供、専門能力の開発やネットワーキングのための機会創出、地域・国レベルでの会員の利益の擁護などがあります。またこれらの実現のために、新たな会員エンゲージメントを促す施策の導入、オンラインリソースの拡充、よりターゲットを絞った専門能力開発プログラムの開発を計画しています。
多様性と包摂性の促進。多様な背景を持つすべての会員の皆様を歓迎し支援する、より包摂的で公平な組織づくりに深くコミットしています。これには、多様性と包摂性に関する研修プログラムの実施、代表性が不足しているグループのための指導・助言の機会の創出、リーダー層が会員の多様性を反映したものになるようにすること、などがあります。
戦略的パートナーシップの強化。コラボレーションは目標達成のためには不可欠です。私は、他の団体、政府機関、関係者との戦略的パートナーシップの構築・強化に注力することで、当協会の影響力と活動範囲を拡げていきます。こうしたパートナーシップにより、会員の皆様の利益をより効果的に擁護し、私たちの職業が直面している重要な課題に取り組むことができるようになるでしょう。
イノベーションとテクノロジーの導入。法曹界は急速に進化しており、当協会は常にイノベーションの最先端にあり続けることが極めて重要になります。会員の皆様のエンゲージメント向上、運営の合理化、より効果的なサービスの提供のために、新しいテクノロジーやプラットフォームの導入を検討しています。これには、会員体験が向上するようなオンライン・イベントのプラットフォーム、eラーニング・ツール、その他のデジタルリソースの活用があります。
専門能力開発の促進。今日のように激しく変化する環境下では、キャリアの発展のために継続的な学習が欠かせません。私は、絶えず変化する会員の皆様のニーズに応じて、高品質な専門研修プログラムの開発を優先していきます。これらのプログラムは、最新の法務トレンド、最先端の技術、リーダーシップに必須なスキルをテーマに掲げたものになるでしょう。
これらの目標は関連し、相互に補完し合っています。これら重点分野に注力することで、より強固で活気に満ち、より影響力のある組織を築くことができ、それによって会員の皆様のニーズに効果的に応え、法曹界全体の発展に寄与できると確信しています。
ABLJ:設定した目標や目的に対して、現在の進捗状況はいかがでしょうか? また、これらの目標を達成するために、どのような方法や手段を用いていますか?
Sumardi氏:私たちは、多様な戦略や施策を活用し、目標と目的に向けて着実に進展しています。その進捗状況と、採用している方法については以下の通りです。
会員価値の向上
進捗状況。私たちは、会員登録のデジタル化を推進するとともに、会員限定のリソースやネットワーキングの機会、専門能力開発プログラムを提供する、新たなプログラムの開発に取り組んでいます。初期のフィードバックは非常に好意的で、会員の皆様からはプログラムや提供リソースの質の高さを称賛する声が寄せられています。
手段。私たちは、会員の皆様からのフィードバックを積極的に募ることで、ポータルサイトを継続的に改善し、会員の皆様の変化するニーズに応えられるよう努めています。また、会員の皆様が関心を持つテーマについて、ウェビナーやオンライン・ワークショップのシリーズを開発しています。
戦略的パートナーシップの強化
進捗状況。私たちは、他の専門組織、政府機関、学術機関など、複数の将来的なパートナーとの議論を開始しました。共同プログラム、研究協力、政策提言の可能性を探っています。
方法。私たちは、業界のイベントや会議に積極的に参加し、政府機関、学術機関、将来的なパートナーとのネットワーキングや関係の構築を図っています。また、協力体制の指針とするため、正式なパートナーシップの枠組みを策定中です。
専門能力開発の促進
進捗状況。私たちは、一連の研修や共有セッションを開始しつつ、対面ワークショップやセミナーの開催も計画しています。
手段。私たちは、高品質な専門能力開発プログラムを開発、提供するため、各分野の第一線で活躍する専門家と協力しています。また、プログラムが会員の皆様の変化するニーズに合致しているのかを確認するため、定期的にニーズを調査しています。
私たちは、これらの目標を達成するために、透明性の確保と説明責任の遂行に取り組んでいます。会員の皆様に進捗状況を定期的に報告し、フィードバックを募ることで、そのニーズや期待に応えられるよう努めてまいります。
この道のりは進行中ですが、全員が一丸となって協力することで、これら重点分野での大きな進展が得られると確信しています。
ABLJ:L’Oréal Indonesiaでのあなたの役割と責任について教えてください。
Sumardi氏:機密保持のため具体的な役割や責任については詳しくお話しできませんが、L’Oréal Indonesiaでの経験全般が、ICCA会長としての役割において非常に貴重なものであることはお話しできます。L’Oréalは美容業界の世界的リーダーとして、変化が激しく複雑な環境で事業を展開しています。このことは、ICCA内でのリーダーシップに直接活きる豊富な経験をもたらしてくれました。
複雑な規制環境下での対応。美容業界は多岐にわたる事項が規制の対象となっているため、企業内弁護士にはコンプライアンスの要件について深く理解することが求められます。この経験により、私は、幅広い業界でICCAの会員の皆様が直面している、多様な規制上の課題に対処する力を養うことができました。
多様な利害関係者への対応。L’Oréalは消費者や小売業者をはじめ、政府機関、非営利団体まで広範な利害関係者と関わっています。この経験により、コミュニケーション能力や関係構築能力が磨かれ、これが、多様な会員組織であるICCAのリーダーシップに不可欠なスキルとなっています。
イノベーションと変革の推進。L’Oréalは非常に革新的な企業で、新製品や新たな技術を常に開発しています。この環境は、変化を受け入れ、進化する市場動態に適応することの重要性を私に教えてくれました。これは、今日のように急速に変化する世界では、いかなる組織を率いる上でも重要なスキルとなります。
グローバルな環境での業務。L’Oréalは数多くの国で事業展開しており、企業内弁護士は多様な文化や法的環境を理解し、対応する必要があります。このグローバルな視点により、世界各地で企業内弁護士が直面する課題についての理解が深まり、ICCA会長としての職務を遂行する上で貴重な資産となっています。
倫理的かつ持続可能な取り組みの推進。L’Oréalは倫理的で持続可能な事業慣行を推進しています。この姿勢により、誠実さと社会的責任の重要性に対する私の信念はより強固なものとなり、ICCAにおける私のリーダーシップを支える核となる価値観になっています。
私のL’Oréalでの具体的な役割は機密事項ですが、この変化に富んだ、かつグローバルな環境で得経験全般が、ICCAを率いる上で直面する課題や機会に対応する際に重要な役割を果たしています。この経験を通じて、会員の皆様に効果的なサービスを提供し、企業内弁護士という職業の発展のために必要なスキル、視点、価値観を身につけることができました。
ABLJ:あなたのようにキャリアを築きたいと願う女性たちに対して、どのようなアドバイスをされますか? リーダーの職務に就くするために、どのようなステップを踏めば良いでしょうか?
Sumardi氏:まず、自分自身と自分の可能性を信じてください。自己を疑うことは大きな障壁となり得ます。自らの強みを認識し、成果を受け入れ、高い目標を目指すことを恐れないでください。
スキルを磨き、専門知識を向上させること。専門能力の開発に継続的に投資しましょう。知識を広げ、スキルを洗練させ、業界動向を先取りする機会を積極的に活用してください。これには、さらなる学習機会を求めたり、カンファレンスに参加したり、経験豊富な専門家から指導を受けたりすることが挙げられます。
ネットワークを構築し、関係を築くこと。ネットワーキングはキャリア向上にとって極めて重要です。同僚、メンター、自分と同じ分野の他の専門家との関係を築いてください。業界のイベントに参加し、専門家の組織に加入し、専門家のコミュニティに積極的に関わりましょう。
困難な課題に進んで挑戦すること。居心地の良い環境から、臆さず外へ踏み出してください。困難な課題こそが自分の能力を発揮し、新たなスキルを磨く場となります。これらの経験が、リーダーの職務に就く上で非常に貴重なものとなります。
メンターや支援者を見つけること。メンターはあなたがキャリアの道を進んでいく上での指導や支援を提供してくれるでしょう。
支援者はあなたを支持し、新しい機会への扉を開いてくれるでしょう。どちらもリーダーへの道のりに欠かせない資産です。
目に見える貢献をすること。自分が貢献していることが認識されるようにしましょう。自分の功績を共有し、プロジェクトに自発的に参加し、チームの議論に積極的に参加しましょう。
他者のメンターや支援者になること。同じ分野の女性に助言し支援することで、自分が受けてきたものを次世代につなげましょう。助言し支援することは、相手の力を引き出し、より包括的で互いに支え合う専門的な環境を創造していくための強力なツールとなります。
交渉を恐れないこと。自分の価値を理解し適切な報酬や評価を得るために、ためらわず交渉しましょう。
女性がリーダーの職務に就くために取るべき具体的なステップには、以下のものがあります。
明確なキャリア目標を設定すること。達成したいことを定義し、そこに到達するためのロードマップを作成しましょう。
フィードバックを求め、自己改善に積極的に取り組むこと。同僚やメンターから定期的にフィードバックを募り、自分が成長し、能力開発すべき領域を特定しましょう。
専門家の組織に参加し、それらの組織内でリーダーの職務を担うこと。これによりリーダーとしての貴重な経験が得られ、ネットワークを広げることができます。
自分自身をブランディングし、自身の成果を発信すること。自分の仕事を目に見える形で示し、自分が貢献していることが認識されるようにしましょう。
メンター、支援者、同僚たちの強固な支援ネットワークを構築すること。強力な支援体制は、リーダーシップの課題を乗り越えるために不可欠です。
最後に、リーダーシップは到達点ではなく、絶え間ない歩みの途上です。難題を受け入れ、成功を祝い、学び、成長し続けることを決してやめないでください。
これらの助言を参考にして積極的な歩みを進めることで、女性たちはリーダーシップという大志を果たし、すべての人にとって、より包括的で公平な未来を築くことができるでしょう。
個人的な話について…
ABLJ:仕事以外についてですが、自由時間にはどのようなことを楽しんでいますか?
Sumardi氏:仕事以外の時間では、リフレッシュしバランスの取れた生活を維持するために、さまざまな活動を楽しんでいます。
アクティブでいることに情熱を注いでおり、ピラティス、ダンス、歌など、定期的に身体を動かすことは、身体的にも精神的にも共に不可欠だと感じています。これらの活動によって、気持ちがクリアになり、ストレスは和らぎ、集中力とエネルギーを維持することができています。
家族や友人と過ごす時間は、何よりも優先しています。
カジュアルな夕食や週末の小旅行、あるいは自宅で静かに過ごす時間であっても、こうして共に過ごすことは、私にとって幸福と心身の健やかさに不可欠です。こうした時間が、一体感や支え合い、喜びの共有をもたらしてくれます。
また、私は地域社会への貢献にも熱心に取り組んでおり、地元の社会活動にボランティアとして定期的に参加しています。
これらの活動により、自分が大切にしている課題に貢献し、周りの世界にポジティブな影響をもたらすことができます。自分のスキルや経験を活かして変化させることは、驚くほどやりがいに満ちたものです。最後に、私は生涯学習の重要性を強く信じていて、新しいテーマや趣味を探求することを楽しんでいます。
仕事以外のこうした活動は、私がバランスを保ち、創造性を育み、トータルな幸福感を高めるために不可欠なものです。これらは私の人生に目的意識や喜び、つながりをもたらし、個人的にも仕事の上でも人生を豊かなものにしてくれます。


























