Gibson, Dunn & Crutcherは、White & Caseから香港のパートナーとしてDaniel Abercromby氏を迎え入れ、グローバルファイナンス業務を強化しました。
Abercromby氏は最近まで、White & Caseのアジア債務ファイナンスおよびリストラクチャリング業務において香港を拠点とするパートナーであり、同事務所のアジア・スポンサー・ファイナンス業務では共同リーダーを務めていました。
グローバル・ファイナンス・プラクティス・グループの共同責任者であるDoug Horowitz氏は、「私たちのグループは、国際的なクライアントのニーズに応えるために拡大しています。Abercromby氏はプライベートエクイティ、デジタル・インフラストラクチャーからプライベート・クレジット、スペシャル・シチュエーション・ファイナンスに至るまで、アジアにおける幅広いプライベート・キャピタル・ファイナンスの経験を有しています」と語りました。
Abercromby氏は、2006年にオークランドのMayne Wetherellで事務弁護士として法曹キャリアをスタート、2008年にAllen & Overyに加わり、シニアアソシエイトとして勤務しました。2020年にパートナーとしてWhite & Caseに移る前は、Weil, Gotshal & Mangesでアジアの銀行およびファイナンス業務をリードするパートナーとして、またKirkland & Ellisではデット・ファイナンス・チームのパートナーとして働いていました。
香港を拠点とするファイナンス・パートナーであるAbercromby氏は、レバレッジドおよび買収ファイナンス、直接貸付取引、スペシャル・シチュエーション投資に精通しており、東南アジア、大中華圏、その他のアジア地域におけるファイナンスについて、プライベート・エクイティ・ファンドを含むクライアントに対して助言しています。
Gibson Dunn & Crutcherは近年、アジアにおける複数の業務分野で弁護士の人数を増やしており、２月には元ドイツ銀行の訴訟および規制執行責任者であるJocelyn Williams氏を、香港の顧問弁護士として迎え入れました。
