Simpson Thacher & Bartlett、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、TMI総合法律事務所は、米国のグローバル・オルタナティブ資産管理会社Blackstoneによる、東京証券取引所上場の電子コミック提供企業・インフォコム株式会社の17億米ドルでの買収を支援しています。
Blackstoneによると、この10億ドル規模の買収は、今年、日本で発表・完了したプライベートエクイティ取引の中でも最大のものです。この取引は、インフォコムの取締役会が、ターゲット企業の株式を取得し、その事業活動を管理するために設立された公開買付者BXJC II Holdingによる公開買付を承認した、と発表した6月18日に始まりました。
Simpson Thacherとアンダーソン・毛利・友常は、Blackstoneの法務顧問を務めています。Simpson Thacherのチームには、ニューヨークのパートナーであるAnthony King氏と、ロンドンのパートナーであるShahpur Kabraji氏が含まれています。アンダーソン・毛利・友常のチームは、パートナーの飛岡和明氏が率いています。
東京証券取引所のプライム市場に上場しているインフォコムは、TMIを法務顧問に雇用しています。東京に拠点を置く同事務所は、取引の公正性を確保し、利益相反を回避するために、ターゲット企業が設置した特別委員会にも法的助言を提供しています。TMIのチームは、パートナーの高原達広氏を筆頭に、パートナーの池田賢生氏も参加しています。
インフォコムの現在の親会社であり、57.65%の株式を保有している日本の素材メーカー・帝人は、6月18日に開始された公開買付には参加していません。代わりに、公開買付の完了後、ターゲット企業は自社株買い戻しの手続きを通じて、帝人が所有する全株式を取得する予定です。
