Linklatersと西村あさひ、米国Citadelの日本での初買収を支援

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Linklatersと西村あさひ、米国Citadelの日本での初買収を支援
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Linklatersと西村あさひ法律事務所は、米国のグローバル・ヘッジファンドであるCitadelの日本での初の買収を支援しています。Citadelは、東京を拠点とする民間電力会社エナジーグリッド株式会社を、非公開の金額で買収する予定です。

この買収は、米ヘッジファンドによる日本の電力取引市場への初進出も意味しており、今年の第3四半期には完了の予定です。CitadelはAsia Business Law Journalに対し、この米企業にとって日本での初の買収であることを認めた上で、「買収価格は公開しません 」と述べました。

LinklatersはCitadelの法務顧問を務めており、この英国の法律事務所のチームはロンドンのパートナーであるTracey Lochhead氏、東京を拠点とするエネルギーおよびインフラ担当パートナー田場洋史氏とコーポレート・パートナーの浅岡義之氏が率いています。

日本最大の法律事務所である西村あさひ法律事務所は、元EnronおよびGoldman Sachsのエネルギー・トレーダー、城﨑洋平氏によって2021年に設立されたエナジーグリッドの法務顧問を務めています。西村あさひのチームは、東京のパートナーである山田慎吾氏と伊藤真弥氏が率いています。

円安の背景を受けて、近年、日本企業は特にグローバル・プライベート・エクイティ・ファームによる買収の対象となっています。先月、日本の人気電子コミック・プロバイダーであるインフォコム株式会社は、米国のグローバル投資会社Blackstoneによる17億米ドルの買収提案を承認しました。また5月には、米国のグローバル・プライベート・エクイティ・グループであるCarlyleも、日本KFCホールディングス株式会社に対する8億3500万米ドルの買収提案を開始しています。

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