英国の法律事務所Simmons & Simmonsは、Bird & Birdから国際商事紛争解決・調査のスペシャリストであるLijun Chui氏をパートナーとして迎え入れ、シンガポールにおける紛争解決チームを拡充しました。
ロンドンに拠点を置くSimmons & Simmonsの国際紛争解決部門責任者であるEmily Monastiriotis氏は、6月24日のLinkedInの投稿で、Chui氏の加入が「過去６カ月間でシンガポールの紛争解決チームの規模は２倍以上に拡大し、当事務所にとって重要な節目になりました」と述べました。
Bird & Birdのパートナーを務めていたChui氏の加入は、経験豊富な訴訟弁護士であるTerence Seah氏がStephenson Harwood (Singapore) Allianceから、この英国の法律事務所のシンガポールオフィスにパートナーとして加わった約４カ月後に行われました。現在ロンドンに拠点を置く紛争解決パートナーのSteve Kaye氏も、今年７月に同事務所のシンガポールチームに加わる予定です。
シンガポールと英国の両方で資格を持つChui氏は、2020年にBird & Birdに移籍する前は、Drew & Napierのアソシエイト・ディレクター、Clifford Chanceのカウンセルとして務めていました。シンガポール拠点の紛争弁護士であるChui氏は、紛争解決や紛争規制関連の専門知識を活かして、シンガポール国際仲裁センターをはじめとする国際仲裁裁判所で、商業、インフラ、石油やガス、建設紛争において、クライアントの代理を果たしてきました。
LinkedInの投稿で、Monastiriotis氏はまた、元Bird & BirdのパートナーであるChui氏の加入により、「サイバーセキュリティ、データ、新興技術を含む分野における当事務所の能力が強化されました」と述べました。
