森・濱田松本法律事務所出身の弁護士が独立、市川法律事務所を開設

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Ichikawa Legal Studio Launch Tokyo
市川雅士氏
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森・濱田松本法律事務所および柳田国際法律事務所に在籍していた市川雅士氏が、東京で自身の独立法律事務所である市川法律事務所を設立し、2026年4月27日に正式に業務を開始しました。

市川氏は、森・濱田松本法律事務所で10年間アソシエイトとして勤務した後、柳田国際法律事務所に入所し、7年以上勤務、直近ではパートナーを務めていました。

独立して事務所を開設するという決断の背景について、市川氏は、法務業界における大きな変化、特に人工知能(AI)の台頭を挙げました。

「私が法曹界で目にしてきた大きな変化が、今回の決断の背景にあります。AIが広範に普及し、定型業務の自動化が進むことで、少人数の専門性の高いチームでも高品質なサービスを提供できる環境が生まれました」と、市川氏はAsia Business Law Journalに語りました。

「さらに重要なのは、AIが弁護士の提供する価値そのものを変えつつあるという点です。情報処理が一般化するにつれて、弁護士の真の価値は、高度な戦略的判断や共感力、そして個別の事情に応じた問題解決へと移行しています」

市川氏は現在、一人で業務に当たっていますが、小規模なチームを組む計画があると明らかにしました。

「近い将来、私のビジョンを共有してくれる弁護士を1~2名迎え入れたいと考えています。この体制によって、柔軟性を維持しつつ、適切な機会があれば成長できるよう備えています」と同氏は語りました。

市川氏は、競争・独占禁止法に加え、金融規制、データ保護・プライバシーを専門としています。これらはいずれも森・濱田松本法律事務所および柳田国際法律事務所在籍中の経験を通じて培ったものです。

これに加えて、ホワイトカラー犯罪、刑事弁護、コンプライアンス、紛争解決などが、市川法律事務所の核となる業務分野です。

今後について市川氏は、最初の12カ月で「信頼されるブティック・ファームとして確かな実績を蓄積する」ことを目指しています。また、同事務所の評判を日本国外にも広げる計画です。

「長期的には、市川法律事務所が日本、そして願わくはアジアの法務市場で、一流の『スタジオ』となることを思い描いています」と同氏は述べました。

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